エリートランナーと市民ランナーの走り方の違い

大きなマラソン大会などに行きますと、エリートランナーから初心者ランナー、子供ランナーなど様々な「走り方」を見ることができます。

 

当然、顔や身体が異なるように、走り方も同じものはなく、人それぞれ異ります。

 

エリートランナーと市民ランナーの違いは走力にありますが、その走力に関係する相違点があります。

 

  

その相違点とは、脚の使い方です。

 

 

市民ランナーは、脚力に頼って走っているのに対し、エリートランナーは、脚力に頼らず、身体の一部として脚を使っています。

  

 

走る際には、前方へ移動する力を生み出すことが必要です。

一般的に、力を生み出すためには、筋肉の筋繊維を収縮させることによるものがあります。

例えば、通常の腕立て伏せなどの運動などがこれにあたります。

 

 

しかしながら、ランニングなどのある一定のスピードが伴った負荷がかかる運動では、別のエネルギーを使うことが出来ます。

 

このエネルギーとは、ストレッチ・ショートニング・サイクルによってもたらされます。

 

 

ストレッチ・ショートニング・サイクルとは、接地時(足が地面に着いた時)に筋が急激に引き伸ばされることに対する伸張反射の働きと、筋や腱などの組織の弾性エネルギーが短縮局面で再利用される働き等によって力を発揮するものです。

 

簡単に説明しますと、

1.筋肉の反射的に縮む性質

2.筋肉や腱などのゴムのように伸び縮みする性質

 

これら2つの性質を利用して、力を発揮するものです。

 

ストレッチ・ショートニング・サイクルは、強い力を発揮し、エネルギー消費量も比較的低いとされています。

その結果、より速く、よい長く走ることが可能となります。

 

 

では、ストレッチ・ショートニング・サイクルをどのように引き出すことができるのでしょうか?

 

この答えは、脚を含めた身体全体の使い方にあります。

 

 

しかしながら、多くの市民ランナーは、日常生活の影響により、身体にインバランス(歪みなど)が生じ、身体全体を上手く使うことが難しくなっています。

 

ここが多くの市民ランナーにとって、壁となるところです。

 

(※市民ランナーを対象としたランニング教室で、ウォーミングアップの一環としてランニングドリルを実施しているところを見かけることがありますが、動きが正確にできていない場合が多く、その原因が身体のインバランスにあると考えられます。)

 

 

市民ランナーがエリートランナーの様な動き(脚の使い方)に近づくためには、

 

1.身体のインバランスの改善

   ↓

2.身体動作の改善(ここにストレッチ・ショートニング・サイクルが入ります。)

 

 

この手順が必要かと考えらます。

 

 

このステップを踏みますと、確実にランニングフォームが変わり、怪我も少なく、楽に走ることが出来るようになります。

 

 

まずは、この手順どおり、日々の身体のケアからスタートしてはいかがでしょうか。

 

 

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