褒め方の難しさ その2

今回は、褒め方とチャレンジ精神についてお話したいと思います。

 

 

一般的に、褒めることは、「能力」と「努力」の2つに分けられます。

 

 

例えば、テストの結果が良かった場合、「頭が良いね!」などは能力を褒めることですし、「よく頑張ったね!」などは努力を褒めることになります。

 

 

 

スタンフォード大学心理学部のドゥエック教授の研究で、「能力を褒める」か、「努力を褒める」かの違いによって、勉強へのモチベーションや楽しさの感じ方が異なるという調査結果があります。

 

努力を褒めた子供達は、難しい問題に意欲的に楽しみながら取り組み、自分の能力を高めようとする傾向があったのに対し、能力を褒めた子供達は、自分の能力を高くみせるために難しい問題を敬遠したり、テスト点数を高く偽ってしまう傾向があったというものでした。

 

 

 

これら傾向は、勉強だけにかかわらず、スポーツにおいても同じです。

 

練習内容のレベルを高くしたときに、出来なくても頑張って取り組む子と、数回取り組んだだけで「もう無理!」とあきらめてしまう子がいます。

 

この取り組む姿勢の原因としては、これまでの「褒められ方」の違いが影響しています。

 

 

 

ムーブファーストでは、子供達の頑張りを褒めることに注力しています。なぜかというと、頑張ることは誰にでも出来ることで、いつでも達成が可能です。

 

 

一方、能力の高さは、あくまでも結果に裏付けられています。

 

良い結果が出ないと褒められないことになり、自分が出来る範囲のことに終始し、チャレンジ精神は発揮されません。

 

 

チャレンジ精神は、子供達の能力を高めるためには必要不可欠です。そして、可能性を大きく拡げてくれます。

 

記録の善し悪しや、勝ち負けにかかわらず、子供達の頑張りや一生懸命さを褒めることで、チャレンジ精神を育み、自分の能力を高めていってもらいたいと思います。

 

 

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