持久走のシーズンの到来です。
小学校では持久走大会や持久走週間などが行なわれています。
「初めて順位が一桁台になった。」
「上手くレースの波に乗れた。」
「来年こそは10以内番に入りたい。」
「辛かったけど、ペースを考えて走れた。」
以上のような報告を子供たちから頂きました。
持久走は能力の差はあれど、一人一人の「がんばり」が試される種目です。ただし、順位が上位であれば良いのですが、順位が下位の場合においては、その「がんばり」が評価がされにくい側面があります。
当スクールでは、順位や通常のタイム計測以外に、心拍計やイーブンペース計測などをとおして、子供たち一人一人の「がんばり」が数値として分かるような練習プログラムを用いています。
大人ででもそうですが、特に子供たちにとっては、自分が頑張ったという事実を認めてほしいものです。
そして、その「がんばり」を認めて評価してあげることが、持久走の遅い・速いに関わらず、子供たちのモチベーションを高めてくれます。
持久走が苦手なケースでも、ある男の子は設定タイムどおりで走ることがとても上手で毎回私たちを驚かせており、その子は、その点において自信を持って持久走に取り組んでいます。
身長が高い・低いことと同じように、一人一人の運動能力が違いますが、モチベーションに火を付け、子供たちが生き生きするような指導を心がけていきたいと思います。
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